アウディQ5がフル・モデル・チェンジ、S5、RS5の追加も決定済み

公開 : 2016.09.29 21:47  更新 : 2017.06.01 00:35

アウディA4をベースとする、アウディのミドルSUV、Q5の新型がパリでデビューした。

2008年から販売されている先代モデルに比べると100kg軽くなっており、これはVWグループのMLBプラットフォームを使用するから。ボディ・サイズは変わらないものの、キャビンは広くなっている。

外観は、より悪路の走破性をアピールするデザインとなった一方で、インテリアはバーチャル・コックピットをオプション採用するなど、より先進的な内容を取り入れている。7.0インチのインフォテイメント・スクリーンが標準となるが、トップ・レンジのモデルは8.3インチのスクリーンが組みあわされ、こちらはロータリー・ダイヤルとタッチ・パッドから操作する。

エンジンは直列4気筒とV型6気筒のガソリン/ディーゼルから選ぶことができる。後者はアウディとポルシェが共同開発した新機構を採用。2.0ℓ直4とモーターを組みあわせるハイブリッドの投入も予定されており、こちらは50kmの電力のみの走行が可。

よりパフォーマンスを重視するカスタマーには、SQ5とRSQ5の容易もあるとのことで、3.0ℓV6ディーゼルを搭載する前者は330ps、ツイン・ターボ版の後者は507psに達する見込みだ。

駆動方式は二駆と四駆から、トランスミッションは6速MTと7速デュアル・クラッチ、8速トルコンATから選べるのは、従来どおりだ(英国仕様)。

サスペンションは前後ともに5リンク式となり、A4と多くが共通する金属バネと可変ダンパーの組みあわせ。Q7から流用するセルフ・レベリング機構をオプション選択すれば、乗り心地と牽引重量が、スタンダードなモデルよりも改善されるとのこと。

価格に関して言及するのは早すぎるが、英国に輸入される時点で£32,580(429万円)程度になろう。



▶ 2016 パリ・モーターショー

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