FOCJ スペチアーレ・クラシケ・ブランチ 御殿場
2016.10.02
フェラーリ・オーナーにとって秋のイベントとしておなじみとなったスペチアーレとクラシケを対象としたブランチが、今年も日本のフェラーリにとって聖地といえる御殿場ヴィンテージ・ガーデンで開かれた。288GTOに始まりラ フェラーリに至るプレミアム・モデルと、限定モデルによるスペチアーレ、そしてクラシック・モデルが対象のブランチなのである。春の全モデルを対象としたブランチとは異なり、クラブ・イベントとして開催され、ランチは着席のフルサービスで提供されことから50台/100名限定で行われた。
今年はフェラーリが日本に正式に輸入されてから50周年を迎えたことから、日本に最初に輸入されたモデルの同型である275GTB/4を特別展示して祝った。また今年はGTC4 Lussoのデビューを記念して、4シーター・モデルが特別フューチャーされた。
今回もブランチの伝統に則り、特別なプログラムはなく、ガーデンのグリーン上にフェラーリを並べ、仲間や初めて会うメンバーとクルマ談義などで盛り上がっていた。昨年に引き続き土曜の夜に前夜祭を開き、日曜の朝にはショート・ツーリングを行ってから、当日参加者が待つガーデン入りした。
この週末は天候がはっきりしなかったこともあり、プレミアム・モデルは少なかったが、F40、F50、ラ フェラーリが姿を見せ、ヒストリック・モデルは365GTB/4デイトナとディーノ246GTSと3台のBBが並んだ。新たなクラシケ対象車であるF355と共に、348は貴重なGTコンペティツィオーネとチャレンジが参加した。このほか通常モデルも数多くがガーデンにやってきた。
ランチはタンタローバ自慢の静岡の食材を使った拘りのコースが用意され、仲間とのフェラーリ談義と共に楽しんだ。食事後の歓談が一段落したところでガーデンに移動して、記念撮影を行ったのち流れ解散となった。フェラーリ・オーナーにとって、仲間と共に過した秋の休日は、いつにも増して楽しめたようだ。