ヒュンダイ・アイオニック・エレクトリック
公開 : 2016.10.05 05:50 更新 : 2021.03.05 21:38
またタイヤ・ノイズとウインド・ノイズも高速域だと盛大だ。内燃機関を載せないぶん、やはりノイズのボリュームは気になってしまう。
動的性能に関しては、ヒュンダイがアピールするとおり、細かなところまで配慮されていると感じる。ステアリングは適度に重みがあるのだ。ならば手元に伝わる情報量はどうかというと、これといって有益な情報を得られず、なおかつ中立付近に遊びが多すぎる。前輪がどういう状況にあるかがわかりにくい。これは先述のようにアグレッシブな運転をせずとも感じる欠点だ。
内装は、やわらかいタッチのマテリアルを多く使っている。後席は180cmの大人にとってもルーミーで、荷室のサイズも(やや天地方向に浅いが)十分である。