マツダ3 2.2d 150 スポーツ
公開 : 2016.10.06 05:50 更新 : 2017.05.29 19:12
中期のフェイスリフトを経たマツダ3は、あらたな見た目とテクノロジーを手に入れた。なかでもこの2.2ℓディーゼルは競争力が高い。しかし……。
■どんなクルマ?
マツダ3(日本名:アクセラ)は、マイルドに進化した。そしてCセグメントのあらゆるライバルを敵に回した。フォード・フォーカス、キア・シード、ヒュンダイi30、スコダ・オクタビア……。
名前を並べるだけでも強烈なインパクトを放つ実力車だが、とにもかくにも敵に回したのだ。
どうして名だたるライバルが目を光らせているかというと、何といったってマツダ3の実力が高いからだ。エコノミカルなディーゼル、俊敏なハンドリング、広く確保されたインテリア……。2018年の次期モデルのデビューまで競争力を維持するために、あらたな改良が(わずかに)加えられたのである。
具体的にはグリルが変わった。CX-3や6(日本名:アテンザ)と共通の衣装となり、また、LEDヘッドライトの追加やバンパーの形状も変わった。
さらに特筆すべきはシャシーの改良だろう。G-ベクタリング・コントロール(以下、GVC)システムが3にも追加されたのである。