日産GT-Rプレステージ

公開 : 2016.10.07 05:40  更新 : 2017.05.29 19:26

パワー強化はもちろんだが、なにより洗練性が増したことが、わたしはうれしい。

■どんなクルマ?

あらゆるものを木端微塵にしてしまう戦闘機、日産GT-Rがデビューしてからおよそ10年が経とうとしているが、日産はこのクルマを毎年改良しつづけてきた。

「GT」という文字にグランド・ツアラーという意味合いを期待するならば、それを根本から跳ね除けた低速域のギクシャク感や高速域のノイズ、冷徹なライドなど、初代には大きな問題が山積みだったが、日産はひとつひとつ改善し成長させてきた。

速く走ることはGT-R NISMOやGT-Rトラック・エディションに任せ、グランド・ツアラーとしての性格をきちんと打ちだしたのがこのモデル、「プレステージ」であり、ジェントルなライド、高級なインテリア、静かでなめらかギアボックスを武器としている。

おなじみの3.8ℓV6ツイン・ターボは20psあまり強化された570psに達し、外観は
・空気抵抗の低減
・冷却効率の向上
・ダウンフォースの増加
を目指して改められている。

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