日産GT-Rプレステージ
公開 : 2016.10.07 05:40 更新 : 2017.05.29 19:26
構造も見直されているため、剛性が高まった。今回もまた、徹底的に手が加えられているのである。
■どんな感じ?
この「ゴジラ」。上品という言葉は似合わないが、エッジの効いたノーズやテール、20インチのホイールのデザインは、全体として一貫性がある。
インテリアに滑りこむと、かつてボタンがひしめき合っていた部分はきちんと整理され(点数は27個から11個に減った)、あたらしいデザインのロータリー・ノブや質感の高いナッパ・レザーが目を引く。
ナビのメニューが直感的ではなく、動作が遅くなることがあるうえ、グラフィックに工夫がない点を改善すれば、もっと印象はよくなるだろう。
ちなみに「プレステージ」というグレードは、装備内容によってさらに「ピュア£79,995(1,053万円)」「レカロ£81,995(1,079万円)」にわけられる。
シート包皮はやわらかく、左右に体を包みこんでくれる形状で調整幅は大きい。ステアリングも(操作がやや面倒だが)調整しやすく、パドルが(ようやく)ステアリングにマウントされているのもよい。