スペインからオール・カーボン・ボディのF12登場
公開 : 2016.10.12 04:20 更新 : 2017.06.01 00:35
ベンガラF12カバジェリア。スペインのチューナーが手をかけるフェラーリF12ベースのスーパー・モデルは、オール・カーボンファイバー・ボディをまとっているのが特徴だ。
たった10台のみ製造されるカバジェリアは、スペインのデザイン・ハウス、ベンガラによるプリビレッジ・プログラムの第1弾モデルである。
フェラーリ488GT3といったGTレーサーを参考に、F12のあらゆるパネルが再設計された。これにより外装は著しく軽量化されているが、パワートレインはF12と変わらず6.2ℓV12が740ps、70.3kg-mを発揮する。ベンガラは車両重量を明かしていないが、通常のF12ですら0-100km/h加速は3.1秒と駿足だ。
価格も同様に発表されていないが、F12の£241,073(3070万円)からかなりアップするだろう。
予定台数の10台は来年の夏までにラインオフする見込みで、同社は他のモデルについても5から10台という範囲でプリビレッジ・プログラムを手がけていくという。