新プラットフォーム第1弾、スバル・インプレッサ新型を発売

2016.10.13

スバルは、新型インプレッサを発表し、10月25日から順次発売を開始する。

第5世代となる新型は、次世代プラットフォームのスバル・グローバル・プラットフォームをはじめとした様々な新技術を投入。「総合安全性能」と「動的質感・静的質感」の大幅向上を実現したという。

発表された国内仕様車は、ハッチバックのインプレッサ・スポーツとセダンの同G4というラインナップで、全長x全幅x全高は、スポーツが4460×1775×1480mm、G4が4625×1775×1455mm。ホイールベースは共通で2670mmだ。

エンジンは水平対向4気筒で、154ps/6000rpmを発揮するFB20型2.0ℓと、115ps/6200rpmの1.6ℓエンジンという2種を用意。このうち2.0ℓは直噴を採用した。

トランスミッションはリニアトロニック(CVT)が全車に適用され、マニュアル・トランスミッションは用意されない。駆動方式は2WDとAWDがラインナップされる。

総合安全性能は、国産初となる歩行者保護エアバッグとアイサイト(ver.3)を全車に標準装備。また新プラットフォーム採用により危険回避性能を向上し、衝突エネルギー吸収量を1.4倍に高めるなど、乗員・乗客はもとより周囲の人々も含めた安全を一層強化。

動的質感では、ボディとサスペンションの剛性が大幅に向上したことで、不快な振動騒音が無く、思い通りに走れる、つまり快適な乗り心地を実現している。

また、静的質感では新デザイン・フィロソフィー “DYNAMIC x SOLID” を量産モデルとして初めて全面採用。機能性とデザイン性を両立し、内外装の細部の仕上げに磨きをかけることで、スバルの次世代を担うコンパクトカーとしてクラスの枠にとらわれない高い質感を与えた。

発表会に登壇した吉永泰之代表取締役社長は、「ひとつのモデルのフル・モデルチェンジというよりは、スバルのフル・モデルチェンジといえる内容になった」とインプレッサへの期待を表現した。

価格は、ハッチバックのスポーツが1,922,400円から2,592,000円。セダンのG4も同価格とした。

発売日は2.0ℓが10月25日、1.6ℓが本年末の予定だ。


▶徹底解説 / スバル・インプレッサ
▶国内初試乗 / スバル・インプレッサ・スポーツ・プロトタイプ
▶国内ニュース / スバルの小ネタ、技術者たちが行き詰まったとき

関連テーマ

おすすめ記事

 
最新国内ニュース

人気記事