新型BMW 5シリーズ、正式に公開。画像43枚+ビデオ
公開 : 2016.10.13 06:00 更新 : 2017.06.01 00:35
パワートレインは、X5 xDrive40eが使用するものをデチューンしたものを使用。つまり2.0ℓ4気筒ターボと電気モーターを組みあわせ、合計の出力は252psと42.9kg-m。0-100km/hタイムは6.2秒。燃費は50.0km/ℓ、CO2排出量は46g/km。
もちろんトップ・モデルのM5のことも忘れてはなるまい。4.4ℓV8ツイン・ターボ・ガソリンは、ひとつ前のM5コンペティション・エディションが発揮する612psにちかいものとなるだろう。
インテリアはどのように変わった?
撮影に際し、車内に座ってみたところ、5名の大人にとっては十分なスペースだと感じた。
特に後席の形状に工夫されているため、3名が座りやすくなった。(もちろんワイドなセンター・トンネルは足元を依然として圧迫するのだが)
ダッシュボードは6世代目の7シリーズと共通点が多く、デジタル・メーターや高級感のあるマテリアルは、以前よりも豪華さをアピールしている。
センター・コンソールのデザインはドライバー向きに設えられており、これは7シリーズよりも「ドライビング重視」であることを主張していると思われる。
最新のiDriveシステムは、スクリーン上でカスタマイズできる幅が増え、ここからドライバー・アシスト機能の調整も可能である。
価格は以前より高くなる? 安くなる?
まだ厳密な価格は決定していないが、いずれも先代よりわずかに高くなることが予想される。これを、標準装備の拡充で正当化する方針のようだ。
生産はドイツ国内のディンゴルフィング工場でおこなわれ、オーストラリアのグラーツ工場は追加生産のために稼働させるようだ。
ロングホイールベース・タイプは来年の上海モーターショーでデビュー予定。中国の瀋陽(しんよう)市の工場で組み立てるとのことだ。
動画は、姉妹サイトのWhat Car?からチェック。