ボルボXC60 T5 AWD クラシック

公開 : 2016.10.14 05:55  更新 : 2017.05.29 19:07

■どんなクルマ?

中堅車種としてボルボ車ラインナップを支え、メルセデスのCクラスBMW3シリーズ等と同セグメントに位置するのがS/V60である。XC60はS/V60をベースに開発されたクロスオーバーSUVであり、主要ハードウェアを共用している。現行型の日本デビューは2009年だが、MCや年次改良により進化し続けるのがボルボ車の特徴のひとつであり、2014年からはエンジン/ミッションに新世代パワートレーンのDrive-Eを導入した。

ここで試乗したXC60 T5 AWD クラシックは、2.5ℓ直5ターボと6速ATを採用していた2016年モデルT5AWD系のパワートレーンをガソリン直噴ターボ2ℓ4気筒と8速ATのDrive-Eに換装。パワースペックではわずかに低下しているが、JC08モード燃費は直5モデルの11%増となる12.3km/ℓを達成している。

もうひとつ見逃せないのが装備の充実である。電動パノラマ・ガラス・サンルーフや本革シート、フルセグTV、前席シートヒーター、インパネの木目加飾を標準装着。「クラシック」という地味なグレード名だが、同車格車でもトップクラスの豪華仕様である。

なお、このMCで車種展開も変更され、FF車はDrive-Eディーゼル搭載のD4クラシックのみ、4WD車はこのT5AWDクラシックとDrive-Eの2ℓスーパーチャージャー/ターボ仕様を搭載するT6 AWD R-デザインの3仕様に整理されている。

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA



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