ワインレッドのデミオも登場、新型マツダ・デミオ発売

2016.10.14

ワインレッドのデミオ。それにライトブラウンとオレンジで内装を仕立てた特別なデミオ。色と雰囲気にこだわる読者に、実車画像とともに新型デミオを紹介したい。

マツダは、デミオの商品改良車を発表し、特別仕様車のテーラード・ブラウンとあわせて11月17日より発売する。

今回の商品改良では、話題のG-ベクタリング・コントロールにくわえ、アクティブ・ドライビング・ディスプレイ(フルカラー)、夜間視認性を高めるアダプティブLEDヘッドライト(ALH)などを搭載した。また、SKYACTIV-D 1.5にはナチュラル・サウンド周波数コントロールを標準装備している。

11分割のLEDで瞳が輝く

編集部の一押しはヘッドライトの変更で、アダプティブLEDヘッドライトは従来の片側4分割LEDから片側11分割の制御ユニットにアップグレードされ、最適な配光と細やかな照射で安全なハイビーム走行を可能とした。こんな先進装備がBセグメントのモデルから導入されるというのは、マツダの一括企画がデミオの購入検討者には嬉しい形で現れたことになる。

エクステリアの注目点は、マツダ初の新色、ディープ・クリムゾンマイカ(写真のワインレッド調の色)の追加だ。陰影でみせる鼓動デザインだけに、深い色味でエレガントなデミオを演出できそうだ。ほかにもアクセラから導入されたマシーングレー・プレミアムメタリックやエターナル・ブルーマイカ、ソニックシルバー・メタリックを新設定し、11色の展開となる。

内装では、白革内装をオフホワイトからピュアホワイトに変更し、写真のように前席シート裏側までコーディネートした。また、これまで特別仕様車で好評をえていた黒革内装をカタログ・モデルとして新設定している。

また、安全面ではアダプティブLEDヘッドライトにくわえ、ドライバー・アテンション・アラート、スマートシティ・ブレーキ・サポート、AT誤発進抑制制御、マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール、スマート・ブレーキ・サポートと、いわゆる360°セイフティを導入した。

あわせて発売される特別仕様車のテーラード・ブラウンは、ライトブラウン&ブラックを基本として各所にオレンジのアクセントを配したコーディネートと、キルティング加工を施したスエード調人工皮革素材のシートを組み合わせている。

ベース車は、XDツーリングと13SツーリングのATモデル。高輝度ダーク塗装のホイールを履くことで、他のデミオより精悍なスタイリングとなるのも特徴だ。

新型デミオの価格は1,350,000円から2,224,800円。特別仕様車のテーラード・ブラウンは1,717,200円から2,203,200円。


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