ランボルギーニ・ウラカン・スーパーレジェッラに新しいフューエル・インジェクション
公開 : 2016.10.14 04:40 更新 : 2017.06.01 00:35
来年早々にデビューが予定されているランボルギーニ・ウラカン・スーパーレジェッラは、新しいカーボンファイバー・ボディと、新しいフューエル・インジェクション・システムを採用する予定だ。
サーキットに焦点を絞ったスーパーレジェッラは、3月のジュネーブ・モーターショーでワールド・プレミアを予定しているが、ベッカー・カーボンのステッカーを貼ったモデルがテストされているのが目撃されている。カーボンファイバー製のボディ・パーツは、従来の金属部分から変更されるもので、標準的なウラカンの1422kgのボディから重量は大幅に削減されると思われる。ちなみに、ベッカー・カーボンは、F1やル・マンに参加するチームに、そのカーボン・パーツを供給しているメーカーである。
そのボディは、より多くのダウンフォースを得ることを目的に変更され、ウラカンGT3のような、より大きな固定式のリア・ウイングと、標準モデルとは異なるインテーク、より抵抗の少ないツイン・エグゾースト・システムが与えらえる。
5.2ℓのV10エンジンは、250台で限定生産されたウラカンLP610-4アヴィオに採用された新しいマルチ・ポイント・インジェクションを備える。ちなみに、アヴィオでは、そのパワーは610psとなっていた。その結果、0-100km/h加速3.2秒、最高速度325km/hの数値は、更に向上すると思われる。
ちなみに、ライバルのフェラーリ488GTBは、3.9ℓV8ツインターボで670psを、マクラーレン675LTは3.8ℓV8ツインターボで675psを発揮している。
▶ 海外ニュース / ランボルギーニ・ウラカン・スーパーレジェッラ、ニュルでテスト