ミニが公式表明、次期カントリーマンにはハイブリッドが登場

公開 : 2016.10.17 04:30  更新 : 2017.06.01 00:35

ミニは、第2世代のカントリーマンに、ガソリン-モーターのハイブリッドを用意すると公式に認めた。英国では、3気筒および4気筒のガソリンまたはディーゼル・ユニットと併売される予定だ。

このカントリーマン・ハイブリッドは、BMW 225xeプラグイン・ハイブリッドと対になるモデルだ。プラットフォームを共有し、いずれも1.5ℓ3気筒ガソリン・ターボとモーターというパワートレインを採用する。

システムの根本部分はi8のものを引き継いでいる。225xeではエンジンが135ps、22.4kg-mを発揮し、モーターがさらに88ps、16.8kg-mを追加する。システム統合では223ps、39.2kg-mというスペックだ。

ミニ・カントリーマンのスペックは現在明らかにされていないものの、およそこれに近い水準となるのだろう。

EVモードの航続可能距離は40kmとされている。なお、エンジンはフロントに、モーターはリアに搭載するので、EVモード時は後輪駆動となり、両方を組み合わせての4輪駆動にも対応する。

リチウム・イオン・バッテリーは後席下へ搭載されることから、通常モデルにくらべてガソリン・タンク容量が小さくなると思われる。7.6kWhのバッテリーによりオートeドライブ・モードでは最高速が80km/h、マックスeドライブでは125km/hとなる。

チャージング・ソケットは左フロントフェンダーに装備されるが、充電に必要な時間は明かされていない。なお225xeでは、標準仕様で3時間15分、高出力ウォールボックスを組み合わせると2時間15分で満充電が可能である。

おすすめ記事

 

人気記事