シトロエンC3 1.2 ピュアテック
公開 : 2016.10.19 05:50 更新 : 2021.03.05 21:43
ハンドリングに関してはフォード・フィエスタの独壇場となってしまったため、シトロエンはルーツに戻ってスプリングとダンパーを見直した。具体的にはソフトな方向に振ったうえ、サスペンションの上下の可動域を大きくとることで、快適性を高めている。
あたらしい技術にも抜かりはない。「フレアー」グレードならば、事故の30秒前と30秒後を自動で録画するカメラがダッシュボード上に標準でつく。カメラはSNSとの連携も可能。スマートフォン用のアプリをDLすれば旅行した際の動画や写真を友人とシェアすることもかんたんである。
■どんな感じ?
現時点でシトロエンが用意するガソリン・エンジンはあわせて5種。テスト車は中間にあたる、1.2ピュアテック(82ps)である。
出力が出力だから、市街地では小気味よく走るものの、モーターウェイではエンジンをハードに回してやらなければならない。また最大トルクが立ちあがる3000rpmまで「待ち」の時間が長い。しかもこの回転域だと3気筒は唸りっぱなしである。