ポルシェ356クラブ・オブ・ジャパンの全国規模イベントが、2年毎に開催される356ホリデーです。この356ホリデーは2年毎に各支部がホスト役として企画・運営するもので、前回は中部支部が担当して2015年10月に名古屋周辺で開催しました。本来は隔年開催の356ホリデーですが、2016年はクラブ設立から40周年目にあたるため特別に開催することになりました。

今回は関西支部が幹事役となり、秋の京都とびわ湖周辺を楽しむプログラムを組んでいただき、10月29〜30日の2日間に開催しました。遠方からの参加者は28日に雄琴温泉のびわ湖花街道に集まり、前夜祭といえるウエルカム・パーティを行いました。翌29日に前泊組は、大原の三千院を参拝してから会場入りしました。

ホリデー1日目のメイン会場は、森に囲まれた宝ケ池北園のグリーンに設け、円形のグリーンに参加車を円を描くように並べました。今回は地元の関西圏のメンバーはもちろん、首都圏、中部地区、遠くは中国、九州からも参加していただき、55台が並びました。グリーンの上ではメンバー同士の挨拶に始まり、クルマを囲んでの歓談に盛り上がっていました。ランチのあとはコンクール・デレガンスの審査を行い、チェックしている時は熱心なメンバー周囲を囲み、審査員の質問事項とオーナーの説明を熱心に聞き入っていました。

グリーン上でのミーティングを終えたところで、今宵の宿となるハイアット・リジェンシー京都まで移動。京都の中心部に数多くの356が姿を見せたことから、居合わせた観光客や市民から大いに注目を集めていました。

ナイトパーティにはポルシェ本社からマティアス・メナー氏が来日し、ポルシェ・ジャパンから七五三木 敏幸社長をはじめ3名に参加いただきました。またアメリカの356レジストリーのケン・イトウ氏には毎回参加いただき、氏の356に対する深い情熱が伝わってきます。パーティではコンクール・デレガンスの結果発表と、特別賞やクラブへの功労賞などが発表を行い記念品を贈呈いたしました。