ロータス・エヴォーラ・スポーツ410
公開 : 2016.11.02 05:50 更新 : 2017.05.29 19:24
ダンパーが締めあげられているため、たしかにアシは硬い。けれど凹凸を超えるたびに車体を揺さぶることはない。不思議とやわらかさがあり、すくなくとも乗り心地に不満をのべる必要はない。お楽しみに集中するのみだ。
ブレーキ・ペダルを踏んだ感触もナチュラルで制動力も問題なし。ギアボックスもサクサクと動作し、エンジンもパワフルだ。音にも迫力があり、スーパーチャージャーのおかげでスロットル・レスポンスも問題なし。
「スポーツ」あるいは「レース」モードにすれば、3500rpmからレヴ・リミットにかけて豊かにトルクがわきあがり、いかなるギアでも猛プッシュ可能だ。
サーキットでは「まとまりのよさ」をもっと感じることができる。サスの変更と、とてつもなく粘るタイヤ、さらにはLSDのおかげでどれだけリアを滑らせようとしても、きっちりと粘るのである。