ホンダ・フリード・ハイブリッドG ホンダ・センシング

公開 : 2016.11.03 05:50  更新 : 2017.05.29 19:09

  • 内装の写真は上位車種のハイブリッドEXのもの。

  • キャプテンシート車はスライド量が長いうえ、ウォークスルーもしやすい。

これまでスパイクと呼ばれていた2列5人乗り仕様は今回フリード+(プラス)と改名された。3列目を取っ払うだけではなく、スペア・タイヤも省略して車イスが置けるなど、3人にひとりが65歳以上という超高齢化社会に適応しているだけではなくて、2列目を倒すと、荷室部分と合わせてフルフラットになる工夫が凝らされている。

実はこれ、近年の車中泊ブームに応えるためだけではなくて、開発中に起こった2011年の3.11東北大震災や今年の熊本の地震の経験から、いざという時に役に立てるように、と考えたからなのだそうだ。

思えば、2001年に発売になった先祖のモビリオや2008年登場の初代フリードの頃には想像もできなかった使い方だ。災害は忘れた頃にやってくる。備えあれば憂いなし。とすれば、1台買っておいて損はないかも?

■どんな感じ?

着座位置が高くて見晴らしがいい。天井も高いので室内は広々としている。フロントのガラス面積が広い恩恵で視界良好。

試乗したのは、フリードの3列ハイブリッド4WDの6人乗りキャプテンシートで、グレードはGのCパッケージという量販車種。それと上位車種となるEXの2車種だ。衝突軽減ブレーキ、歩行者事故低減ステアリングなどの安全運転支援システム、ホンダ・センシングを装備して、前者はお値段¥2,965,800。

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