ベントレー・フライング・スパーV8 S
公開 : 2016.11.07 05:40 更新 : 2017.05.29 19:02
スポーティネスを主張するベントレー・フライング・スパー。標準のモデルからどれくらい変わっているのだろう? ここが一番気になるところである。
■どんなクルマ?
豊かなカスタマーがベントレー・フライング・スパーを選ぶ場合、「パワーのW12」か「安定のV8」という二択であったが、V8 Sが登場したため、シチュエーションはちょっと複雑になった。
パワートレインがあらたに追加されたわけではないのだが、よりスポーティな性格を打ちだすモデルであるこちらのV8 Sがラインナップに加わったからである。
また、W12 Sも9月初頭にデビューしている。いずれもサスペンション、エクステリアのディテール、パワー増強など、ベントレーのレースにおける歴史を体現するのが目的のひとつだが、出来栄えはいかがだろうか?
V8 Sが搭載するV型8気筒3993ccツイン・ターボ・ガソリン・ユニットは21psと1.9kg-mの強化を果たし、最終的には528psと69.4kg-mを発揮する。ちなみにW12 Sは635ps(ベース+10ps)と83.6kg-m(ベース+2.1kg-m)を生みだす。