フォード・フィエスタST、北米デビュー
公開 : 2012.11.28 11:45 更新 : 2017.06.01 01:21
フォード・フィエスタSTは、ロサンゼルス・モーターショーで北米デビューする。フィエスタSTは、フォーカスSTに続く北米で第2のSTモデルであり、その主要な仕様は”グローバル・カー”として同一のスペックとなる。
しかし、ヨーロッパ仕様とは異なり、北米では5ドア・モデルのみが販売される。
エンジンは178bhp、24.5kg−mのパワー、トルクを持つ1.6リッターのエコブースト・エンジンで、6速マニュアル・ギアボックスが組み合わせられる。そのパフォーマンスは、0-100km/hが7秒未満、最高速度は219km/hだ。
標準的なフィエスタに対して、シャシーは15mm低くされ、ロールが抑えられるセッティングがされている。また、電気機械式ステアリングも反応をクイックにするようにされている。また、アンダーステアを減らすために、トルク・ベクタリング・コントロールが装備され、3モードのスタビリティ・コントロールも装着される。
外観は、チン・スポイラー、ルーフ・スポイラー、サイド・スカートを含むボディ・キットが装着され、エグゾーストはデュアルに、そして17インチのアロイ・ホイールを履く。
インテリアはレカロのスポーツシートの他、フォードのMyKeyテクノロジーも装備される。
フォードは、フィエスタSTがダウンサイジングを望んでいる北米のユーザーにアピールすると見ている。燃費は12.0km/lという数値をマークし、そのパワーはミニ・クーパーSやシボレー・ソニックRSよりも高いという。