ナナマルカローラ保存会中部ミーティング
2016.10.30
text & photo:鯵坂聡 (Satoshi Ajisaka)、山本茂樹 (Shigeki Yamamoto)
イベント日和の秋晴れの下、ナナマルカローラ保存会中部ミーティングが10月30日にトヨタ博物館で開催された。
通例では「ナナマル系」と呼ばれる、4代目カローラ・スプリンターのオーナーで集うイベントであるが、今年はカローラ生誕50年の記念すべき年であり、計画当初から歴代のカローラ・スプリンターもエントリー対象に含めてはどうかとの意見があり、どれほどの台数が集まるか見通しも付かないまま、「車名にカローラとスプリンターが付けばエントリーOK!」という、過去に例のないオーナーズ・ミーティングとなった。
インターネットや雑誌の告知を見て、全国から新旧のカローラ・スプリンターが集結。80台以上が集まった。ボディ形状やグレードに拘らなければ、初代のE10系から最新型のE160系まで、歴代の全てが揃うたいへん珍しい光景を目の当りにした。
TE27やAE86といった人気を博したモデルは現存台数も多く、同一車種でのミーティングも行われているが、それ以外のモデル(特にカローラセレスやFXなどの派生車)では現存台数が極端に少なく、普段になかなか目撃することがない。
年式的に集まれるイベントも少ないので、そういったレアモデルが登場する度に「あったねぇ~」「懐かし!」と人だかりができて盛り上がっていた。また、カローラ・スプリンターのオーナーが仲間と共に参加しており、他にも懐かしい車や珍しい車も楽しむことができた。
ブログやSNSの発達で、クルマやオーナーをネット上では知っていたが、今回のイベントで実際に会う事ができたという声も聞かれ、まさに「カローラ・スプリンターの大同窓会」となった。
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