次世代のBMW 3シリーズ、最新スパイショット

公開 : 2016.11.12 04:30  更新 : 2017.06.01 00:34

次世代のBMW 3シリーズの最新スパイショットには、以前は見られなかった新しいフロント・バンパーを確認できる。

この次世代型3シリーズは、内部的にはG20と呼ばれるもので、現行のF30シリーズから2018年にバトンタッチされる予定だ。デビューは2018年のジュネーブかパリ・モーターショーと考えられる。

以前、このG20がニュルブルクリンクでテストしている姿をレポート(下写真)したが、今回その姿を捉えたテスト車両のスタイリングは、最終的なプロダクション・モデルに近いものと思われる。そして、その幾つかの新しいメカニズムは、2017年にデビュー予定の5シリーズと共有するようだ。

特に、フロント・バンパーのデザインについては、5シリーズ同様の3つのインテークを持っている。ただし、ヘッドランプ・デザインはカモフラージュが重くされているため判らない。

またG20 3シリーズは、軽量なボディが採用される予定である。更にボディ剛性は向上され、デザイン的にはハードエッジなエクステリアになるようだ。

われわれのスパイ・フォトグラファーは、以前インテリアを撮影することにも成功したが、これは現行のF30用を新しいボディに押し込んだもののようで、最終的なG20のインテリアではないだろう。

エンジンとパワートレイン

新しい3シリーズのエンジンは、1.5ℓターボがエントリー・モデルに、そして中軸モデルには2.0ℓターボのガソリンおよびディーゼルが設定される。このG20 3シリーズは、EUのエミッション規制である100g/kmのCO2規制に対応する最初の3シリーズとなる予定だ。

ただし、トップ・モデルのM3を含み幾つかのモデルについては直列6気筒ターボを採用する予定である。また、駆動方式は、現行モデル同様に2WDのsDriveと4WDのxDriveが設定される見込みだ。

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