アウディA4オールロード2.0 TDI

公開 : 2016.11.15 05:40  更新 : 2017.05.29 18:13

より小排気量のディーゼルを得たA4オールロードは、使い勝手がよくなった。とはいえ、アバントに対する後付け感が拭えたというわけではない。

■どんなクルマ?

アウディの新型A4オールロードに試乗する機会はこれまでもあったが、4気筒ディーゼル仕様は今回がはじめて。190psの2.0 TDIは最廉価ユニットながら実力十分で、しかも価格は、すぐ上位の2.0 TFSI搭載車より£1,500(20万円)以上も低く設定されている。

7段 ‘Sトロニック’ DCTと ‘クワトロ’ 4WDシステムを標準装備。ベースとなるA4アバントでは、‘スポーツ’ トリムと組みあわせた仕様のみが、英国市場に導入されているメカニズムだ。

オールロードでも同じくスポーツ・トリムを選択した場合、アバントとの価格差は£3,000(40万円)を超える。またアバントであれば、1.4 TFSIのFF/6速MTも設定されており、こちらはオールロード2.0 TDIの標準トリムより£8,000(105万円)以上安い。

むろん悪路走行を意識したモデルである以上、クワトロは必須だろうし、‘アウディ・ドライブ・セレクト’ にはオフロード・モードが追加されるため、高価格となるのはやむを得ない。

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