photo:Satoshi Kamimura (神村 聖) Kazuhide Ueno (上野和秀)
日本におけるモンテレー・ヒストリック・オートモビル・レースやグッドウッド・リバイバルのような存在になることを目指して開催されているAUTOCAR JAPAN FESTIVALも今年で20周年を迎える。ここ数年は、毎年11月のこの時期に行われている。すっきり晴れあがった秋晴れの富士スピードウェイに、800台近い新旧モデルがFSWに集った。
今年は、恒例の併催のルノースポール・ジャンボリーや、アストン マーティンのトラック・エクスペリエンスに加え、ジャガー・ランドローバーのジムカーナや体験走行も行われた。
また、英国生まれのAUTOCARに因んで、英国車で来た人は入場無料という嬉しい特典もあった。
スーパーカー・スポーツラン
かつてブームを巻き起こしたスーパーカー。少年たちの心を魅了した歴代のスーパーカーから最新のモデルまでが競い合う夢のようなスポーツラン。
ヒストリックカー・カップ
国産、輸入車を問わず、概ね20年以上前に製造された車両および同型のクルマが集うレース形式の走行会。
AUTOCARパレードラン
ヒストリックからスーパースポーツまで、あらゆるジャンルのクルマたちによるパレードラン。バラエティに富んだクルマが魅力。
オール・ルノー・ラン
カングーからスポーツカーまで、そしてヒストリックから最新モデルまで、ルノーであればなんでもOKのパレードラン。えっ、こんなクルマがと思われる車種までサーキットを走った。
ルノー・スポール・トロフィー
ルノー・ジャポンの主催によるルノーのスポーツ・モデル限定の走行会。ルーテシア、トゥインゴ、メガーヌがサーキットを埋め尽くした。
レンシュボルト・カップ
ポルシェによるワンメイク・レース。フラット6のサウンドがサーキットを駆け巡った。
フェラーリ・コッパ・コンペティツィオーネ
フェラーリによるワンメイク・レース。カテゴリーは17に分かれているため、328から最新のF12、488までが混走した。
ヒストリック・スポーツラン
旧いツーリングカー、スポーツカーの混走クラス。タイム計測ありのスポーツ走行。
フォーミュラ・スポーツラン
F1からF3000などトップ・クラスのフォーミュラから、マイナー・フォーミュラまで、サーキット専用のマシンが走った。
ルマン2400秒バトルロイヤル
3名までのドライバーが2400秒、つまり40分の耐久レース形式で戦う2400秒バトルロイヤル。車種、年式を問わないモデルで激しいバトルが繰り広げられた。
アストン マーティン・デモラン
桂伸一選手と井出有治選手によるアストン マーティンのデモラン。デモランの前にはサーキットタクシーも行われた。
ルノー・デモラン
ルノースポールのロラン・ウルゴンによるFSWのタイムアタック。RSを手足のように操るウルゴンの走りは観客を魅了した。
フォーミュラ・デモラン
ロータス101をはじめ、ローラT98-51などのデモンストレーション・ラン。
ルノースポール・ジャンボリー
同時開催のルノースポール・ジャンボリー。トークショーあり、じゃんけん大会ありと今年も大賑わい。
JAGUARスマートコーン・チャレンジ
今回初の催しとなったJAGUARスマートコーン・チャレンジ。E-タイプでのジムカーナと、レンジローバーの体験走行など行われた。