マツダ600psのプロトタイプ・レーサー、RT24-PをLAで公開
公開 : 2016.11.17 05:25 更新 : 2017.06.01 00:33
マツダは、2017年のIMSA選手権を戦うレーシング・モデル、RT24-Pをロサンゼルス・モーターショーで公開した。
このRT24-Pは、600psを発揮する2.0ℓ4気筒ターボ・ユニットを搭載するモデルで、ライリー・テクノロジー&マルチマティック・シャシーが設計を行ったモデル。
特徴的なのは魂動デザインが、レーシング・モデルにも採用されていることだ。マツダ・ノース・アメリカのモータースポーツ責任者であるジョン・ドナンは、「マツダのモータースポーツにとって、そしてマツダ・ファミリーにとって重要なモデルとなる。特に、モータースポーツ・プログラムのトップレベルに、魂動デザインというデザイン言語が採用されたことは、マツダのブランドにとって大きな意味を持つ。」とコメントしている。
ドナンは、IMSAのレギュレーションがル・マン24時間のLMP2と近いにもかかわらず、このRT24-Pはヨーロッパでのレースを考えていないという。アメリカでのレースに集中する予定だ。
ドナンは、「マツダとライリー・テクノロジー&マルチマティック・シャシーは、長年に亘るリレーションシップがある。この新しいシャシーにも非常に満足している。われわれは、勝利を収めるに十分な、チーム、ドライバー、シャシー、エンジンを既に獲得している。」と語っている。