アルファ・ロメオ・ジュリア2.2d 180 スーパー

公開 : 2016.11.22 05:50  更新 : 2017.05.29 18:24

5年間の空白ののちに、アルファ・ロメオがセダンの世界に戻ってきた。そしてディーゼルに乗って思う。アルファ・ロメオは、逆風に対して、とことん運のいいメーカーであると。

■どんなクルマ?

アルファ・ロメオという、ひとつの自動車メーカーにとって、ジュリアは重大な分岐点を乗り越えるための大切なモデルである。

英国に入ってきたばかりのこのクルマは左ハンドルではあるが、何はともあれ80年代以来のFRセダンの復活である。楽しみでならない。

このクルマがディーゼルを搭載しているという点も、気持ちを高ぶらせてくれる。2.2ℓの ‘マルチジェットII’ と呼ばれる4気筒は、どんな感じだろう?

エンジンには150psと181psの2種類のフォーマットが用意され、当然、ロー・パワー版の方が安いわけだが、今回は181psのタイプを試す。

公称燃費は23.8km/ℓ。CO2エミッションは109g/kmとされており、45.9kg-mを生みだすユニットは、100km/hまで7.1秒で達する。

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