ミニ・カントリーマンJCWは来年発売
公開 : 2016.11.23 04:30 更新 : 2017.06.01 00:33
ミニ・カントリーマンJCWは、来年初頭のリリースを予定しているが、その発売を前に最終のテストが繰り広げられている。
ロサンゼルス・モーターショーでいわゆる通常モデルのカントリーマンがデビューしたばかりだが、最新のスパイショットでは、リデザインされたフロント・バンパーやグリル、サイド・ウインドーなどがJCW専用にセットアップされていることが判る。
カントリーマンJCWは、230psを発揮する2.0ℓ4気筒ターボ・ユニットを搭載し、ミニのAll 4 4WDシステムを装備する。また、クラブマンJCWのように、よりアグレッシブなエア・インテークを持ち、サスペンション、クーリング、ブレーキング・システムにもクラブマンJCWで見られたアップグレードが施されることとなっている。
パフォーマンスは、0-100km/h加速が6.3秒と、クラブマンJCWよりも若干重いボディ・ウェイトのためタイムはやや遅くなっている。
価格はおよそ£32,000(450万円)程度になると思われる。ちなみに、JCWのひとつしたのグレードとなるSD All4は£29.565(410万円)だ。
新しいカントリーマンは、先代のカントリーマンよりもサイズ・アップがされている。全長は150mmアップの4250mmで、ブートスペースも450ℓから470ℓにアップしている。幅も80mmほどアップされ、ホイールベースも100mmほど拡大されている。しかし、最も大きな違いは全高で、その直立したシート・ポジションとキャビン・スペースによって、その室内はクラブマンよりも広い。
バリアブル・ダンパーによってシャシーの調整は可能。また、引き上げられた車高は、穏やかなオフロード・パフォーマンスを可能としている。しかし、本格的オフローダーと呼ぶほどではないようだ。