500psのハイブリッド・ユニットを搭載したプジョー308Rの発売を検討
公開 : 2016.11.25 04:50 更新 : 2017.06.01 00:33
ハイブリッド・ユニットを搭載するプジョー308Rを開発中で、このモデルは、フォード・フォーカスRSの強力なライバルとなりそうだ。
新しいプジョーのブランド責任者、ジャン・フィリッぺ・インパラートがAUTOCARに語ってくれたことによれば、この308Rは、308GTiよりも速いモデルになるという。
実際、市場には308GTiよりもホットなモデルが存在する場所があるのかとインパラートに尋ねたところ、「さまざまな解釈があるだろうが、現実的に308Rはそういったクルマだ。」とし、「われわれはダカール・ラリーのようなモータースポーツに関与していることからも、そのようなホット・モデルの存在を消し去りたくない。」と答えてくれた。
この308Rが、RCZの代替モデルではないようで、あくまで308の頂点に立つモデルだ。
新しい308Rは、昨年の上海モーターショーで公開された308Rハイブリッド・コンセプトで明らかにされたパワートレインを搭載する。このパワートレインは、500psのパワーと74.4kg-mのトルクを持つもの。270psの1.6ℓガソリン・ユニットと、2台のモーターを組み合わせたものだ。そのパフォーマンスは、0-100km/h加速が4.0秒という。この数値は308GTi270よりも2秒、そしてフォード・フォーカスRSよりも0.7秒速い値だ。
コンセプト・モデルでは6速のオートメーテッド・マニュアル・ギアボックスが採用されていたが、ホットハッチのユーザーは通常のマニュアル・ギアボックスを好むため、このオートメーテッド・ギアボックスがプロダクション・モデルにそのまま使用されるかは不明。
プジョーのCEO、カルロス・タバレスは、現行の308の利益の25%が、308GTと308GTiによって齎されるとコメントしている。
インパラートも、「価値に見合うモデルであれば、ユーザーは多少価格が高くでも購入してくれる。」と新しい308Rに自信を見せている。
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