LAモーターショー:フォルクスワーゲン・ジェッタ・ハイブリッド

公開 : 2012.11.29 19:35  更新 : 2017.06.01 01:21

フォルクスワーゲン・ジェッタ・ハイブリッドのプロダクション・モデルがロサンゼルス・モーターショーで発表された。

このジェッタ・ハイブリッドは、デトロイト・モーターショーでそのコンセプト・モデルが発表されていたが、今回は完全に最終生産型のお目見得だ。

そのパワー・ユニットは、148bhpの1.4リッター・ターボ付きのTSIエンジンと20kWのモーターとの組み合わせで、7速DSGギアボックスが組み合わせられる。

メーカーの主張によれば、同等のガソリン・モデルよりも燃費は20%良く、19.1km/lをマークするという。

また、そのパフォーマンスは、0-96km/h加速が9秒未満だという。

より大きなハイブリッドであるトゥワレグのように、回生ブレーキ装置を持ち、速度が高い場合、あるいは充電率が低い場合はモーターをキャンセルできる機構が、デカップリング・クラッチによって組み込まれている。

2つのパワー・ソースの合計は168bhp。モーター単独での走行の場合、最高速度は70km/hに制限され、その航続距離は2kmという。

リチウム・イオン・バッテリー・パックは後部座席の下にマウントされる。

その車両重量は通常のジェッタよりも100kg重い1500kgだ。

エクステリアでは、ジェッタ・ハイブリッドは、新しいフロント・スポイラーと、リアのディフューザー、リア・スポイラーを持つ。また、LEDランニング・ライトや、LEDリア・ライト、15インチ・ホイールなども専用装備となる。

フォルクスワーゲンは、このジェッタ・ハイブリッドをクラスで最も静かなクルマとするため、アコースティック・ウインド・スクリーン、厚くされたフロント・サイド・ウインドー、新設計の排気システムを新たに与えている。

おすすめ記事

 

人気記事