光岡ガリューに左ハンドル仕様が登場 光岡の企みとは?
2016.11.30
光岡自動車は、左ハンドル国向け輸出車両として、ガリュー左ハンドル仕様を投入した。
ターゲットは「海外」
左ハンドルの投入に踏み切った理由として、海外市場の拡大を目指していることが挙げられる。
現在、海外で販売契約を結んでいる代理店は、日本国内仕様と同じ右ハンドル車を必要とする国々で、左ハンドル仕様を販売しているのは、同じくガリュー・ベースの霊柩車を取り扱う台湾市場のみ。
霊柩車といった特殊車両ではなく、今回の一般顧客向けとしての左ハンドル仕様投入は、過去に市場開拓を試みた中東や中国進出時以来6年ぶりとなる。
執行役員のコメント
執行役員海外事業部長の渡部稔氏は「すでに左ハンドル商圏の数か国で、販売代理店を希望する数社と契約に向けて交渉を行っており、早々の合意締結を目指しています」
「今後は、ガリューにのみならず、左ハンドル仕様のベース車両が調達 可能であれば、ほかのモデルの投入も検討してまいります。事実、現在ヒミコ左ハンドル仕様は欧州での市 場調査中で、すでに進出済みのイギリス市場とともに、まずは欧州に Mitsuokaを根付かせていきたいと思います」と語ってくれた。