ルノー・メガーヌ・スポーツ・ツアラーdCi 130
公開 : 2016.12.05 05:40 更新 : 2017.05.29 19:22
ディメンションに関しては先代に比べるとわずかに長くなっているが、前後のトレッドはワイドになっているが全幅は同じ。サスペンションとルーフ形状の変更によって全高は20mm下がっている。
インテリアはハッチバックと共通するところが多く、高額グレードに組みあわされる、8.7インチのタッチスクリーン式インフォテイメント・ディスプレイのスペックも高い。
リア・シートは再設計しなおされ、ホイールベースも延長されているため、後席の足元は前後に11mm広くなっているとのこと。しかしながら荷室容量は521ℓ。実は先代より小さくなっている。
■どんな感じ?
ルノーの1.6ℓディーゼル・ユニットは驚くほど静かだ。気温が0℃を下回る朝にコールド・スタートさせても、3000rpmを超えるまでは耳障りな音とは無縁なのである。
1400rpmを超えたあたりからトルクがドッと湧きだすのがわかる。スピードは勢いよく増し、オーバーテイクにも、さほど苦労はいらない。6速マニュアル・ギアボックスの操作感も相まって、とても歯切れがよいクルマだなと感じる。