ジョージ・ホッツ、ホンダ車用の後付け自動運転プログラムを無償提供
公開 : 2016.12.05 04:30 更新 : 2017.12.14 12:31
ホンダのモデルがComma.aiに選ばれる理由
システム自体は、車両に既に装備されているカメラおよびレーダーによる運転支援システムを前提としている。このため2016年型シビック・ツアラーやアキュラILXといった、レーンキーピング・システムとACCが含まれるホンダ・センシング搭載車両が対象となっている。
本来は、レーンキープのためにステアリングに手を添える必要があるにもかかわらず、Comma.aiのプログラムは、ステアリング制御と加減速をコントロールすることで、ハンズフリー運転を可能とする。
同社は、現状のプログラムがユーザ向けのベータ版ではなく、さらに初期段階のアルファ版であるとしたうえで、次のようにコメントしている。「これは開発目的のために無償公開するアルファ版であり、プロダクト版ではありません。このため、各地域の法や規則を遵守することが利用者には求められます。黙示および明示のいかなる保証も適用されないことを理解してください」