AM-RB 001ハイパーカー、150台が完売
公開 : 2016.12.07 04:10 更新 : 2017.06.01 00:33
F1アブダビGPで締結された合意に基づき、アストン マーティンとレッドブル・レーシングのイノベーション・パートナーシップが、2017年も継続されると発表された。また、アストン マーティンは、レッドブル・レーシングと共同で開発した革新的なAM-RB 001ハイパーカーの公道バージョン(150台)が完売したことも同時にアナウンスされた。なお、AM-RB 001の納車は、2019年初頭から開始される予定だという。
AM-RB 001は、レッドブル・レーシング・チーフ・テクニカル・オフィサーのエイドリアン・ニューウェイ、アストン マーティン・チーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマン、アストン マーティン・チーフ・スペシャル・オペレーションズ・オフィサーのデイビッド・キングによって製作されたモデル。AM-RB 001は、175台限定で生産され、そのうちの25台はサーキット専用バージョンとなる。残りの150台の公道バージョンは、すべて成約済みとなった。
また、今回のパートナーシップの継続によって、2017年シーズンのレッドブル・レーシングのF1マシンに、アストン マーティンのウイング・ロゴが配されることになった。
レッドブル・レーシングのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、「アストン マーティンとのパートナーシップの実現は、真に業界の先駆けになるものです。創造的なビジョンを共有し、両社の独自でユニークなスキルを融合させることで、ブランドおよびビジネスの両面において、はっきりと目に見える形で発展を遂げることができました。AM RB-001の大きな成功は、両ブランドの専門知識と信頼関係に基づいた協調精神の証であり、2017年シーズンにおけるアストン マーティンとの関係継続は、当然の決断と言えるでしょう。」とコメント。
また、アストン マーティン社長兼CEOのアンディ・パーマーは、「レッドブル・レーシングとアストン マーティンの叡智を結集して製作したAM-RB 001は、今後10年間にわたってハイパーカーの頂点に君臨し、コレクターや愛好家の方々にとっては最高の投資対象となるでしょう。レッドブル・レーシングとの関係は、アストン マーティンにとって、まさに期待通りのものとなりました。また、このパートナーシップは、私たちのブランドの存在感を世界中で高めるために大きく貢献しています。このような協力関係は、革新技術およびブランド認知度の両面において、ビジネスに良い影響をもたらしますので、2017年もパートナーシップを継続できることを嬉しく思っています。」と語っている。