忍者の足を採用? ダンロップの新タイヤ、LE MANS V(ファイブ)登場
2016.12.10
住友ゴム工業は、快適性とライフ性能を高めた低燃費タイヤ、LE MANS V(ル・マン・ファイブ)を来年2月から発売する。
かつてわれわれが使用報告したLE MANS 4が一新され、V(ファイブ)として発売されることになった。もともと静かなタイヤという印象は強かったけれど、新製品のLE MANS Vはロードノイズをさらに36.9%、パターンノイズを32.4%低減させたというから興味を引かれる。
SHINOBIの技術
そんな進化を遂げた裏には、SHINOBI TECHNOLOGYというこれまた気になる技術が採用されている。ダンロップによると、SHINOBIとは「目線のブレなく静かに走る忍者のイメージ」とされており、タイヤの骨格(プロファイル+パターン)を一から見直しサイドウォールとトレッドのクッション性を向上させた新技術。これにより路面からの衝撃によるタイヤの振動を抑え、乗り心地性能と静粛性能を向上するものだという。
くわえて、タイヤ内部の空気振動に起因するノイズを低減するお馴染みの「サイレントコア(特殊吸音スポンジ)」も搭載された。
さらに左右非対称パターンにより外側ブロックの剛性を上げ耐偏摩耗性能を27.0%向上したのは、長距離移動の多いドライバーには有り難いところだ。
発売サイズは61サイズで、2月から販売開始していく。価格はオープン。