ポルシェ・パナメーラ・ターボ

公開 : 2016.12.13 05:50  更新 : 2017.05.29 19:03

4.8ℓから4.0ℓへダウン・サイズしたにもかかわらず、パワーは増した。追加分のパワーは、あたらしいツインスクロール・ターボが受けもつ。Vバンクの間にユニットを収めることで、レスポンスの向上にも一役買っているとポルシェは言う。

必要に応じて8本のシリンダーのうち4本をディアクティベートするため、ガソリンもセーブするし、CO2の排出量も少なくなった。エンジンの単体重量も9.5kg軽くなっているのだという。

アルミニウムをたっぷりと用いるボディは、フォルクスワーゲンのMSBプラットフォームを用いる。サスペンションはフロントがダブル・ウィッシュボーン、リアがマルチリンクだ。

パナメーラ・ターボの場合、可変ダンパーとエア・サスペンションは最初から組みあわせており、それぞれのストラット部のエア・チャンバーは、従来のふたつから3つまで増えたため、クッション性が増した。

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