NISMO FESTIVAL
2016.12.11
秋は各メーカー系のモータースポーツのイベントがすっかり恒例となっている富士スピードウェイ。今年もNISMO FESTIVALが富士スピードウェイで開催された。モータースポーツシーンにおける日産車の活躍を振り返り、またNISMOブランドの今に迫り、そしてこれまでの日産のモータースポーツを紹介するNISMO FESTIVAL。今年は会場となった富士スピードウェイの50周年ということも重なって、大勢の日産のファン、モータースポーツ・ファンが早朝から富士スピードウェイに集まった。
歴史的なレースを繰り広げた名車たちによるヘリテージラン。最近のSUPER GTやスーパー耐久シリーズなどのカテゴリーで活躍する現役のレーシングカーがその速さを競うNISMO GP 2016。また市販のNISMOのコンプリートカーをはじめとする愛車のロードカーでサーキットを走行するNISMOパレードラン、こうしたアトラクションに交じって、運転しない人でもサーキットでのエキサイティングな走りにバスで混走し体感することができるサーキット・サファリなど、アトラクションも盛りだくさん。
またステージイベントを中心に、日産車とともに活躍している現役のレーシング・ドライバー、レジェンド・レーサー、そして監督とのコミュニケーションもこのイベントの魅力。加えて、通常なかなか手に入らないグッズ、パーツの物販も見逃せない。そうしたブースの前には朝から長蛇の列ができていた。子供が楽しめる企画も多数。クルマ好きは勿論のこと、家族で会場を訪れる人の姿も多数見られた。
天候にも恵まれ、訪れたファンは2016年のNISMOの締めくくりを惜しみつつも、来年に期待を寄せていた。
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開門前から富士スピードウェイのゲートには長い列ができていた。
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朝6時半には、すでに長い列が場内にもできていた。
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ノートNISMOの登場はNISMOブランドの浸透に大きく貢献している。
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同じクルマのオーナー同士が集まると自然と話に花が咲く。
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パドックエリアの入場は8時から。7時には入場待ちの列ができていた。
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車種ごとに整然と並ぶNISMO CARSパレードラン参加者用駐車場。
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早くからデモンストレーションに備える1973年のフェアレディ240ZG。
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1973年の日本GPに出場したサニー・エクセレント・クーペとチェリー。
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2台のスカイラインGT-R、1969年のハコスカと1990年R32。
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1966年のプリンスR380。日本GPでポルシェ906を破り優勝した11号車。
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怪鳥の異名を持つ1968年日本GP優勝車の日産R381。ウイングが特徴的。
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1969年の日産R382。日本GP2連覇を達成し、しかも1- 2フィニッシュ。
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ピットビルに展示された1983年のNICHIRA IMPAL SILVIA TURBO。
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1984年のコカ・コーラ・キヤノン・ブルーバード・ターボ。
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1982年のTOMICA SKYLINE TURBO。ボディの造形が懐かしい。
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1992年のグループCマシン、ニッサンR91CP。
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ピットビル3階では家族の思い出作りができるファミリーライドを用意。
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1995年のル・マン24時間に出場したNISMO GT-R LMも展示された。
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NISMO GT-R LMと共に日産応援団の20周年記念特別展示が行われた。
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日産初のFF車チェリー1200クーペX-1は今回の目玉のひとつ。
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今年のマシンも走りを披露。GAINER TANAX GT-Rも着々と準備中。
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来場する人の流れは終日途切れることがなかった。ファンの情熱を感じる。
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ヒストリックカー・エキシビジョン・レースに出るGT-ROC中部のGT-R。
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サミット&ミッドランド&チェック240Z。見ているだけでも心躍る。
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スピードマスター・コミネ・サニーと、NRSヒラオカ・サニー。2台のB110。
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こちらはHIROTA東名サニー。走りが見られるのもこのイベントならでは。
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日産の話題のニューモデル試乗も大人気。開会早々に予約が埋まっていた。
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朝方よりも天気に恵まれ、絶好のイベント日和となった。
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特別なニスモ・パーツを求める長い列。多くの商品が早々に売り切れに。
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グッズはアウトレットのほか限定品もあり、こちら長蛇の列が。
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ミッションを手掛けるJATCOブースではCVTの構造を学ぶイベントが。
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先日発表になったノートe-powerニスモもお披露目され、注目を集めていた。
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コックピット乗車体験。記念撮影する親子ずれの長い列ができていた。
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今年創立30周年のオーテックジャパン。その記念モデルで30台限定販売のマーチ・ボレロA30も姿を見せた。
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会場に駐車されていたハコスカとフェアレディZ。展示ではないが多くの人が足を止めていた。
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子供たちに人気のクルマといえば消防車だろう。このはしご車も行きかう人の注目の的。
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かなり高くまで伸びるハシゴに、大人もつい見上げてしまう。
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サーキット・サファリは一度体験しておきたいアトラクションだ。
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レーシングカーに交じってサーキットを走るバスからの眺めは最高だ。
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カルソニック日産R92CP。その走りを見ると感動がよみがえる。
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FLAGの表示は「NISMO」。時代を超えた名車たちが一堂に会す。
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レジェンドもクルマに負けず来場者とコミュニケーション。
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パドックでひときわ目を引いたのはミシュラン・チームのスカニアR450トランスポーター。
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Z‐Challenge EXHIBITION RACE。大人の嗜みは真剣勝負。オーナーの腕試しでもある。
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背水の陣に挑むという意味でも、極みという意味でも「Z」は永遠だと思わせられる。
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サーキットで様になるクルマは、日本車ではもはや数えるほどしかない。
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この光景がずっと続いていってほしいと願わずにはいられない。
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見慣れないクルマを駐車場に発見。左ハンドルである。A36型のマキシマだ。
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