BMW 318iツーリング・ラグジュアリー

公開 : 2016.12.21 05:40  更新 : 2017.05.23 10:22

ちょっと懐かしい318iは、ディーゼル優勢の現在において、ちょっと新しい存在である。

■どんなクルマ?

3シリーズの新しいエントリーモデルの車名は、中年にはちょっと懐かしい。

‘318i’ といえば、かつての日本向け3シリーズ定番の最安機種であり、当時は318iが4気筒、その上の320iがストレート6……だった。

しかし、320iが4気筒化された先代(E90)からは日本ではそれがエントリー・モデルとなり、318iの輸入はひさしく途絶えていたわけだ。ちなみに、現行の320iは2.0ℓ4気筒をターボ過給している。

国内復活した318iはその4気筒の低出力版ではなく、320iとは別物のエンジンを積む。すでにミニなどでおなじみになった新世代モジュラー設計の1.5ℓ3気筒ターボである。

CセグメントではBMWのみならずボルボなども3気筒を導入しているが、さすがに世界的にアッパー・クラスと認識される高級Dセグの3気筒はちょっとしたインパクトである。

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