後任者選びから考える、ブガッティの次期戦略

公開 : 2016.12.22 04:45  更新 : 2017.06.01 00:32

ブガッティは、開発部門のリーダーにステファン・エルロットを任命した。

ウィリー・ネツスキと入れ替わる形で就任するステファン・エルロットは、現在フォルクスワーゲンのジオメトリー&ファンクション・リーダーを担当しているが、本年末にブガッティに移籍することになる。

このため、シロンに続くハイパーカー、またはシロンの派生モデルが、エルロットの手がける最初のブガッティになる可能性が高い。

このブランドにとって、“第2” のモデルがラインナップに加わるかどうかは定かでない。しかし、4ドアのブガッティが登場するという憶測があるなか今回の人事には注目が集まる。

以前われわれの取材に対してブガッティのボス、ヴォルフガング・デュルハイマーは「現在のところ、わたしの頭のなかには4種類の戦略が存在していますが、4ドアのガリビエールがそのひとつであることは確かです。それ以外のことはお話するつもりはございません」とコメントしている。

一部には4ドア・モデルの代わりに、ロールス・ロイスカリナンに対向するラグジュアリーSUVを、シロンの車両価格以下で開発すると噂された時期もあった。

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