スズキ・スイフト新型を発表 マイルド・ハイブリッドでも車重900kg
2016.12.27
スズキは、3代目となる新型スイフトを発表した。新型は車両重量の軽さと、マイルド・ハイブリッド仕様のラインナップが特徴である。(ZC11系を初代とするスズキの見解にあわせ、新型は3代目と記載)
エンジンは2種類用意され、1.2ℓのデュアルジェット4気筒エンジン(91ps、12.0kg-m)がメインとなる一方、RStというグレードには1.0ℓ3気筒直噴ターボ・エンジン(102ps、15.3kg-m)が与えられた。トランスミッションは、1.2ℓ車にはCVTと5速マニュアルを用意。1.0ℓターボ車には6速オートマティックが搭載され、パドルシフトを備える。
このうち、1.2ℓのCVT車に3.1ps、5.1kg-mを発揮するモーター搭載のマイルド・ハイブリッド・モデルが設定された。
ハイブリッドでも車重900kg
ボディタイプはいずれも5ドアで、車両重量はハイブリッド車でも900kg(ハイブリッドML、FF)という軽さを実現。これによりJC08モード燃費は、1.2ℓエンジン + マイルド・ハイブリッド車が27.4km/ℓを達成。1.0ℓターボ車は20.0km/ℓとなっている。
全長x全幅x全高は3840x1695x1500mmで、先代と比べて全幅および全高が変わらぬまま、全長のみ-10mm切り詰められている。
3代目スイフトは顔立ちを一新
エクステリアでは、これまでより切れ長になったヘッドライトと、存在感を高めたフロントグリルが組み合わされることで、従来のスイフトから一歩進んだフェイスデザインになった。また、後席ドアノブをCピラーに溶け込ませたことで、全体的に軽快な印象が加わっている。
ラインナップは、スイフトRSがハイブリッドRS/RSt/RSという3グレード。これに、スイフト・ハイブリッドMLとXL/XGが加わった合計6車種を展開する。
発売日は、1月4日。価格は1,343,520円から1,941,840円(セーフティ・パッケージ搭載車)。詳しいモデル解説は、下記の徹底解説コーナーでご確認を。