日産キャシュカイのテスト風景をスクープ

公開 : 2012.12.05 12:07  更新 : 2017.06.01 01:21

英国で最も売れている日産車であるキャシュカイ(日本名:デュアリス)は、来年中頃に新型車がお目見えする予定だ。新しいキャシュカイは、ロンドンにある日産ヨーロッパのデザイン・スタジオで設計され、エンジニアはクランフィールドのテクニカル・センターで開発されている。

キャシュカイは現在年間350,000台以上がサンダーランドの工場で生産されている。それは、当初の予定の4倍以上という数値である。

ここでテストされているモデルは、そのボディは、現行のキャシュカイのものが被せられているが、新しいプラットフォームを持つものと思われる。そのボディはより軽くなっているという。というのも、7シーターの+2モデルが廃止される予定なので、デザイナーはその分を考慮しなくてよくなったからだ。7シーターは次世代のXトレイルに引き継がれる。この新しいXトレイルはハイクロスとしてジュネーブ・モーターショーでそのコンセプト・モデルが公開されたものだ。

新しいキャシュカイのデザインは、ハイクロスから影響は受けない。新しいキャシュカイは、拡大されたキャビンと荷室スペースを特徴とする。装備もトップ・スペックのNテック+トリムには、360度のアラウンド・ビュー・モニターが用意される。

エンジンは、ルノー日産のレンジからのガソリン・エンジンと、ユーロ6に対応したディーゼルが用意される。140bhpの2.0リッター・ガソリンが廃止され、その代わりに115bhpの1.6リッターと、113bhpの1.2リッター・ターボが搭載される予定だ。また、ディーゼルは1.6dCiが用意される。また、1.5dCiは、メルセデス・ベンツで開発中の新しい小排気量ディーゼルに変更されることになる。

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