インフィニティ、可変圧縮ユニットをQX50に 4気筒ディーゼル並みの経済性
公開 : 2017.01.10 03:50 更新 : 2021.06.24 12:30
4気筒ディーゼル並みの経済性を誇る可変圧縮ターボ採用の新ユニットを、新型のインフィニティQX50が搭載する。元BMWジャパンの社長で、現在のインフィニティを牽引するローランド・クルーガーがデトロイトで正式に認めた。
4気筒ディーゼル並みの経済性 QX50の販売は2018年を予定
「われわれは、お客様のために、技術を磨かなければなりません。今回発表する、可変圧縮ターボを組みあわせた新ユニットは、6気筒並みのパワーと4気筒ディーゼルと同等の燃料消費率であることをお約束します」とクルーガー。
ディーゼルが人気の英国では、ガソリン・エンジンを組みあわせるインフィニティは売れにくいという欠点があったが、VC-Tと呼ばれる新ユニットは「まさにわれわれ、そしてお客様が求めているユニットです」(クルーガー)ということになる。
インフィニティQX50の詳細に関しては続報を待っていただきたいが、アメリカでの販売開始は2018年を予定している。
なお、圧縮比を状況に応じて変更できるVC-Tユニットに関しては、「インフィニティ、可変圧縮エンジンの詳細を発表」というニュースをチェックしていただきたい。