Eクラス・クーペ、まずはE400がデトロイト・デビュー 

公開 : 2017.01.10 04:20  更新 : 2017.06.01 00:32

Eクラス・クーペが、デトロイト・モーターショーでパブリック・デビューを果たした。もっともホットなモデルは、456psものパワーを誇る怪物、メルセデス-AMG E50である。

この2ドア・モデルは、英国では先月発売を開始しており、価格は£40,135(565万円)からとなっている。

E400がデトロイトに登場

デトロイト・モーターショーにお目見えしたのは、今年後半にアンヴェールされるE50に続くパフォーマンスのE400 4マティックである。

AMG創立50周年を記念するE50は、メルセデスによる完全新設計のM256直列6気筒ガソリン・エンジンを初搭載する車両となるモデルだ。

E50は、3.0ℓ電動ターボチャージド・ユニットと48Vシステムを採用。高圧コンプレッサーを備え、内部改良を施すことで最高出力は456psに達するという。

ホイールベース、トレッド拡大の恩恵

新型Eクラス・クーペは、最新型のMRAプラットフォームを採用したことで、サイズは大きくなったが、ドライビング・ポジョションが改善されている。全長x全幅x全高は、4826x1860x1430mmとなり、先代比で123mm長く、74mm幅広で、32mm高いサイズとなった。

113mm拡大されたホイールベースと、前67mm、後ろ68mmと広げられたトレッドにより、車内環境も改善されている。

前席ではヘッドルームは18mm、ショルダールームは50mm、エルボールームは38mm拡大されている。後席については、ニールームが74mm、ヘッドルームが15mm、ショルダールームが34mm、エルボールームが13mm広げられた。

ローンチモデルのエンジンは3種類

英国導入のエンジンは3種類となり、エントリーグレードは、最新のアルミ製4気筒ディーゼル・ユニットをつむE220dクーペで194psを発揮する。

E300クーペは、2.0ℓ4気筒ガソリン・エンジンを搭載し、最高出力が245psとなっている。

このうえにショーに展示されたE400 4マティック・クーペが加わり、その3.0ℓV6ツインターボ・ガソリン・ユニットは332psを発揮する。

いずれもトランスミッションはメルセデス製の9速オートマティックで、E220d、E300クーペが後輪駆動、E400 4マティックが4輪駆動モデルとなる。


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