ディーゼル初登場、フォードのピックアップ・トラックF-150新型

公開 : 2017.01.10 04:10  更新 : 2017.06.01 00:32

フォードのピックアップ・トラック、2017年型のフォードF-150がデトロイト・モーターショーに登場した。注目は、初となるディーゼル・ユニットの採用だ。

世界で最も売れているピックアップにして、フォードのドル箱といえるF-150により、こうしたSUVセグメントは米国における同社の売上の3分の1を支える存在となった。これゆえ、新型の成功はこのメーカーの今後に大きな影響を与える。

初のディーゼル・モデル登場

2017年型は、エンジンラインナップに変更がある。それは、3.0ℓV6ディーゼル・ターボの追加で、F-150として初のディーゼル・モデルとなる。スペックは明らかにされていないものの、環境性能が最も優れたグレードとなるだろう。

5.0ℓV8エンジンは、マスタングにも搭載されるもので、パフォーマンス重視のユニットということになる。先代の385ps、53.5kg-mというスペックから最高出力と環境性能を向上させたというが、こちらもその数値は公表されなかった。

このほかにも、3.0ℓV6ターボ、3.3ℓV6、2.7ℓV6が用意されている。

ホイールは17インチから22インチまで

外観では、存在感を増したグリルとバンパー、内部構造が新しくなったヘッドライトが特徴となっているほか、6種類のデザインが用意されるホイールは17インチから22インチまでとサイズの選択肢が幅広い。

インテリアは、新たなトリムカラーがくわわり、オプションでカーボンファイバー仕上げのパーツが選べるようになった。

先進装備では、Sync3の採用によりApple CarplayとAndroid Autoに対応。アダプティブ・クルーズコントロール、歩行者検知機能付き衝突防止支援システム、wi-fiホットスポット用の4G LTEモデムを搭載する。

米国における発売は今秋となる予定で、価格は先代より少し高くなり、$26,540(306万円)と発表されている。


▶ 2017 デトロイト・モーターショー

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