GT SとGT Rの中間、メルセデス-AMG GT Cクーペ登場 エディション50から導入
公開 : 2017.01.10 04:15 更新 : 2017.06.01 00:32
メルセデス-AMG GT Cクーペがデトロイト・モーターショーにて公開された。一般道の走行を意識したセッティングであり、まずは内外装が特別な仕立ての ‘エディション50’ から導入される。
GT CはGT SとGT Rの中間 一般道でも苦痛ではないセッティング
GT Cクーペは、2016年にデビューしたGT Cロードスターのクーペ版。立ち位置としては、GT SとGT Rのあいだとなる。
V8のエンジン排気量は、4.0ℓと共通。最高出力は557ps、最大トルクは69.4kg-m。GT Rと比べると、28psと1.9kg-m控えめなのだ。
GT Cクーペの車重は1660kg。0-100km/h加速タイムは3.7秒で、最高出力は315km/hに達する。
リアの幅はGT Rと共通であり、GT/GT Sと比べると57mmワイドになる。4輪操舵システムを組みわせるのも特徴で、車速に応じて、敏しょう性とスタビリティを重視した設定に切り替わる。
‘AMGライド・コントロール・スポーツ・サスペンション’ はGT Sとおなじく標準装備。GT Rがサーキット志向のセッティングであるのに対して、GT Cは一般道でも苦痛に感じない仕立てを目指している。