インフィニティQ60 2.0t
公開 : 2017.01.11 05:50 更新 : 2021.06.24 12:36
また211psと35.7kg-mを発揮する2.0ℓ4気筒ターボも、アイドル時から結構うるさい。静止加速時に35.7kg-mという数字ほどのダッシュを披露してくれないのも残念である。
スポーツ・モード時に7速オートマティック・ギアボックスが動作を迷うのもつらい。マニュアル・モードで乗り切ろうと思っても、シフト・パドルがない。
19インチのホイールに標準で組みあわされるラン-フラット・タイヤと硬いサスペンションの組み合わせも、どうにかならないものか。
ほとんどのライバルよりも乗り心地は硬く、路面がプアになるとノイズが目立つ。
一方、スピードが増せば、相応のグリップ力を披露してくれる。またボディはコントロールしやすい。それだけに、重みというよりフリクションにしか感じ得ないステアリングが残念である。