ジャガーF-タイプ・フェイスリフト 合わせて400スポーツおよびR-ダイナミックを追加
公開 : 2017.01.11 04:50 更新 : 2017.06.01 00:31
自動駐車システムとReRun
新しいF-タイプにはパーキング・アシスト・システムを装備可能だ。これは、超音波パーキング・センサーを利用したもので、駐車の際のステアリング操作からドライバーは開放される。ドライバーがしなければならないのは、ボタンを押してリバースにギアを入れ、スロットルとブレーキをコントロールするだけだ。
また、ReRunとよばれる新しいスマートフォン・アプリも新しいF-タイプで使用することができる。このReRunは、GoProと共同して開発されたもので、ボディに取り付けたカメラに、リアルタイムで速度、スロットル・ポジション、ギア・ポジション、ブレーキング・フォース、Gフォース、ステアリングの切り角を加えて記録するというもの。ワイヤレスでGoProと接続し、USBによってF-タイプのインフォテインメント・システムと接続することも可能。このアプリでは、ビデオの編集機能を持ち、ソーシャル・ネットワークにアップロードし共有することもできる。
新しいF-タイプは、モデル・レンジに変更があり、340psの3.0ℓV6を搭載するF-タイプが£51,450(730万円)、340psおよび380psのの3.0ℓV6を搭載するF-タイプRダイナミックが£55,150(780万円)、400psの3.0ℓV6を搭載するF-タイプ400スポーツが£70,115(1,000万円)、550psの5ℓV8を搭載するF-タイプRが£89,980(1,280万円)、700psの5.0ℓV8F-タイプSVRが£110,000(1,560万円)からとなっている。つまり、3.0ℓは340ps、380ps、400psの3本立て、5.0ℓV8は550psと700psの2本立てに整理された。
なお、F-タイプには、2.0ℓガソリンと2.0ℓディーゼル・モデルの噂があるが、この2つの2.0ℓモデルについては、今回のフェイスリフトのタイミングでの追加は見送られている。
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