ベビーSUV、ヴォグゾール・クロスランドXを公開
公開 : 2017.01.18 04:20 更新 : 2017.06.01 00:31
ヴォグゾールのファミリー向け小型SUV、クロスランドXが公開された。発売は6月から。ヴォグゾールでは、このクロスランドXの次に、より大型のグランドランドXのデビューも予定している。
クロスランドXは、ヴォグゾールのソフトローダー・ラインナップに加えられたベビーSUVだ。モッカXとほぼ同じサイズではあるが、FWDのクロスランドXはファミリー向けの、そして4WDも選ぶことのできるモッカXはよりアクティブなライフスタイルを追求する人向けのモデルというポジショニングとなる。
ライバルはプジョー2008やルノー・キャプチャーで、発売開始は6月からを予定している。価格もモッカXよりも安く、£17,590(250万円)からとなっている。ちなみに、ヴォグゾールは、このクロスランドXの後、ひとまわり大きいグランドランドXというSUVのリリースも計画している。
クロスランドXは、そのメカニカル・トレインをプジョー2008と共有することになっている。従って、エンジンはターボチャージャー付きの1.2ℓガソリンおよび2.0ℓディーゼルとなる。ギアボックスはマニュアルとオートマティック、双方が選択可能だ。
クロスランドXのボディ・サイズは、全長、全幅、全高が4212×1764×1588mmで、モッカXの4275×1781×1658mmとほんの僅かにモッカより小さい。しかし、キャビン・スペースはモッカXよりも広々としている上、リア・シートは150mmのスライド幅を持つ。また、ブート・スペースは410ℓ。リア・シートを前方へスライドさせれば520ℓとなる。
ヴォグゾールのオンスター・オンボード・アシスタンスと、Wi-Fiホットスポット・システムは標準。また、インフォテイメント・システムはApple CarPlayとAndoroid Autoとのコネクティビティを持つ。更に、180度パノラマ・リア・ビュー・カメラ、前方衝突警告、レーン・キーピング・アシスト、速度制限標識認識機能、ヒーテド・ステアリングなどが装備される。
アダムのように、ユーザーはボディ・カラーの他にルーフ・カラーを選ぶことが可能で、パノラマ・グラスルーフもオプションとして用意される。