2017年モデルのポルシェ911 GT3は500ps以上に
公開 : 2017.01.19 04:30 更新 : 2017.06.01 00:31
2017年モデルのポルシェ911 GT3は、ジュネーブ・モーターショーでワールド・プレミアが行なわれる予定だ。パワーは現行の475psから更にアップし、500ps以上になると予想される。
ポルシェのファクトリー関係者の話によれば、3月のジュネーブ・モーターショーでデビューを予定している2017年モデルの911 GT3は、4.0ℓのフラット6を搭載するが、このエンジンは現行の911 GT3 RSや911Rに搭載される4.0ℓユニットとは別設計となるという。また、パワーも現行の475psからアップし、500ps以上になるという。
開発の主な焦点は、耐久性の向上にあった。その結果、「数千kmにわたって全開で回しても問題ないレベルに仕上がった」という。
トランスミッションは、既に991世代のGT3に採用されているように、7速PDKが組み合わせられるが、今回初めて6速マニュアルも選択できるようになった。
サスペンションは、トラディショナルなGT3の慣例に従ってハードコアというよりもユーザー・フレンドリーなセットアップが引き続き採用された。ハードコアなサスペンションは次のGT2 RSにもちこされることとなる。
この新しい911 GT2 RSは、今年の終わりまでにデビューする予定で、2010年のGT2 RSの620psよりも更にパワーアップが予定されている。700psオーバーのユニットが搭載される計画もあったが、650ps程度に落ち着く予定だ。
この911 GT2 RSのあとには、ケイマンGT4 RSが控える。このケイマンGT4 RSは4.0ℓユニットを搭載する。
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