ヒュンダイi30 1.4
公開 : 2017.01.20 05:40 更新 : 2021.03.05 21:38
決して悪いクルマではない。むしろいい。ただし、どうしてもおすすめというわけでもない。
■どんなクルマ?
ヒュンダイはEVの ‘アイオニック’ と、SUVのサンタフェ、そしてハッチバックのi30を主力製品とし、今回はi30に手を加えた。
ボディ・サイズはわずかに大きくなり、車高は下がった。ボディ剛性はアップし、顔つきも精悍になった。
ダイナミクスの向上は、最重要課題だったに違いない。というのも、先代は悪くなかったものの、まったく記憶に残るものではなかったからだ。
前後それぞれマクファーソン・ストラットとマルチリンクであることは変わらないが、いずれも速く走れるように調整されており、これに合わせてステアリングも10%クイックになった。
ガソリン・エンジンは1.4ℓ4気筒ターボ(140ps)、ディーゼルは1.6ℓ3気筒NAの2本立てとし、今年の終わりには ‘N’ というバッジのついたパフォーマンス・モデルが加わる予定。
今回AUTOCARが試すのは、1.4ℓ4気筒ターボに6速グレードを組みあわせるモデルである。