アルピーヌA120、発売直前のウインター・テスト
公開 : 2017.01.23 04:50 更新 : 2017.06.01 00:31
アルピーヌA120のプロダクション・モデルと思われるテスト車輌のテストが北極圏で行われている。
今年のジュネーブ・モーターショーでプロダクション・モデルがリリースされる予定のアルピーヌA120のウインター・テストが北極圏で行われている。このウインター・テストに使用されているテスト車輌からは、このスタイリングがコンセプト・モデルとほぼ変わりないことが判る。数少ない違いは、よりスムーズになったサイドと、ウイングのないリア、そして大きくなったドア・ミラーといった程度だ。
エンジンミドシップ・マウントで、アルピーヌA110のように開閉するリア・ハッチからエンジンに簡単にアクセスできるという。
エンジンは、まだ詳細は不明だが、4気筒ターボが採用されることは間違いない。AUTOCARの予想では、エンジンはルノー・クリオR.S.(日本名:ルーテシアR.S.)に搭載される1.6ℓターボユニットを1.8ℓにまでスープアップしたものが搭載されると見ている。パワーは250ps、しかし300psバージョンも用意されるようだ。0-100km/h加速は4.5秒というパフォーマンスだ。
また、将来的にはコンバーチブル・バージョンの登場も可能性があうr.
コンセプト・モデルを継承するのであれば、A120はパドル・シフトを備えるデュアル・クラッチ・トランスミッションを持ち、駆動はリア・ホイールで行なわれる。
アルピーヌは、その設立年に合わせた1955台をスペシャル・プレミア・モデルとしてファースト・ロッドでリリースすることをアナウンスしている。このA120は、12のヨーロッパの国々で販売されることが決定しており、数ヶ月遅れて右ハンドル仕様がイギリス、そして日本で販売が開始される。
すでに予約は始まっており、€2,000(25万円)のデポジットが必要となる。また、ボディ・カラーはブラック、ホワイト、そしてアルピーヌ・ブルーが用意される。
A120というネーミングは、1960年代、そして70年台のアイコニックなスポーツ・モデル、A110を引き継ぐネーミングであるが、このネーミングはまだ決定されたものではない。ジュネーブ・モーターショーに、どのようなネーミングで登場するかはお楽しみということだ。
価格は€55,000(680万円)から€60,000(740万円)の間で、価格的にもパフォーマンス的にもポルシェ718ケイマンのライバルになると思われる。
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