ボルボV40 D4 R-デザイン・ポールスター・エディション
公開 : 2017.01.25 05:55 更新 : 2017.05.29 19:07
■「買い」か?
V40 D4 R-デザイン・ポールスター・エディションのセリングポイントを走りいがいに挙げるとしたら、それはスタイルだ。
たんに見かけがいいということではない。こけおどし的なスタイルとは無縁だ。内装も外装も一本筋が通っている。ロジカルといってもいいだろうし、ウソがないといってもいいかもしれない。
そもそもR-デザインはスタイリングに手が入れられている。エアダムなどの専用フロント・セクション、ハイグロス仕上げのメッシュ・グリル、それを取り囲むシルク・メタル仕上げのグリル・フレームがフロント・マスクの特徴だ。
シルク・メタル仕上げのドア・ミラーやサイド・ウィンドウのトリムなども、スポーティでありながら洗練性を感じさせるものである。
手触りのいいナッパレザーを採用し、からだが触れる部分には通気性のよいパーフォレーテッド・レザーを仕様した本革のスポーツ・シートは、スポーツ走行時に乗員を支えるとともに、疲労感を低減し、かつ見た目がよい。
シートをはじめ、専用の革巻きスポーツステアリングホイール、ハンドブレーキグリップやギアセレクターブーツにはコントラストカラーステッチが施されている。上質感を感じさせてくれオーナーには嬉しいディテールだ。
「インテリセイフ」とボルボが名づけた先進的安全装備の数かずももうひとつの魅力である。
歩行者およびサイクリスト検知機能付き追突回避・被害軽減フルオートブレーキ、全車速追従機能つきアダプティブ・クルーズ・コントロール、レーン・キーピング・エイドと続く。
車線合流時にも働くブラインドスポット・インフォメーションや、後退時に左右から接近する車両を感知して警告するクロス・トラフィック・アラートも重宝する機能である。
日本車でも採用したメーカーが登場した歩行者用エアバッグを初採用したのもV40である。対向車検知機能つきのアクティブ・ハイビームや、制限速度など標識を読むロード・サイン・インフォメーションなど、日常の安全性を高める装備も多い。
ボルボV40 D4 R-デザイン・ポールスター・エディションは4色の車体色が用意されるのも、多様なライフスタイルに合っていて好ましい。
かつてV40 D4 R-デザイン(459.0万円)は限定で発売され好評を博した。走りを楽しめるV40 D4 R-デザイン・ポールスター・エディションは10万円安い449万円だ。そこも大きな魅力である。
ボルボV40 D4 R-デザイン・ポールスター・エディション
価格 | 4,490,000円 |
全長×全幅×全高 | 4370×1800×1440mm |
ホイールベース | 1815mm |
乾燥重量 | 1540kg |
エンジン | 直列4気筒1968ccターボ・ディーゼル |
最高出力 | 190ps/4250rpm |
最大トルク | 44.9kg-m/1750-2500rpm |
ギアボックス | 8速オートマティック |
サスペンション | マクファーソン / マルチリンク |
ブレーキ | ベンチレーテッド・ディスク / ディスク |
ホイール+タイヤ | 7.5J x 18 + 225/40R18 |
燃費(JC08モード) | 20.0km/ℓ |
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